成人の日

 今日は成人の日だ。15日でないのは、なんだか変な感じがする。

 新聞やテレビでも、いろいろと意見記事や討論番組などがあるようだが、結局あまり面白くなさそうなので、新聞は斜め読みし、テレビの特番は見なかった。

 自分が成人の日はどうだったかと振り返ってみると、その日はアルバイトに行っていたので成人式には出席しなかったことしか覚えていない。確かその後区役所で記念品のアルバムか何かをもらえることになっていたのだが、それももらいに行った記憶がない。
 今までを振り返ってみると、ちょうどの年齢(20歳とか30歳とか)になった誕生日よりも、翌年の誕生日のほうが、○○代になったという実感があったように思う。ということは、あと2ヶ月くらいすると50代になったという実感を持つということか・・・

 ところで、最近は「近頃の若いもんは・・・」という言葉をあまり聴かなくなったかもしれない。どちらかというと「今の若者はかわいそうだ」というほうが耳にするかもしれない。どうも困った世の中になったものだ。
 若者というのはいつの時代でも、社会の活力でなくてはならない。若者に未来を託せずに、いつまでも「自分たちが背負わなければ」という妙な責任感?を持ち続けている年寄りも多い。政界しかり、財界しかり、学界しかりだ。はやく「既得権益」を開放して若者たちに未来を託してはどうだろう。そうしない限り、この国の未来に光はさしてこないと思う。