仕事始め

 一応今日が仕事始めだった。まあ、実務的な仕事をしたわけではなく、留守の事務所に届いた年賀状の返事を書いたり、今朝出した年賀メールへの返信を読んで対応したり、そんなことで半日はすぎてしまった。

 夕方からは、六本木ヒルズに正月恒例となった、竹中平蔵氏率いるチーム・ポリシーウォッチの新年シンポジウムを聴きに行った。
 「シンポジウムと言ってるけど、ただの新春放談に過ぎないな」と一喝した友人もいるが、こうした世界経済の大きな悪化という時期に、政策の焦点をどこにあてるべきなのかという問いについては、それなりの答えはあったように思う。
 そういえば、加藤寛先生が朝刊に掲載されていた自民党民主党の全面広告を見せて、党首の写真の大きさが全然ちがう(麻生総裁はかなり控えめに写っていた)と言っていたが、どちらの政党もあいかわらず一般国民とのコミュニケーションが下手だということには変わりがないようだ。

 なんだか、こんなふうだと今度の総選挙も思ったほど盛り上がらないのではないか、という気がしてきた。国民が熱くなって得をする政党は、はたしてどこなのだろう。政界再編は必至だと思うが、(政党の)選択肢が増えたところで、さらに政策(マニュフェスト)がわかりづらくなって混乱するだけかもしれない。さてさて、どうなることやら・・・