憲法記念日

今日は憲法記念日だ。母の誕生日でもある。

憲法論争に関してモノを言うのには、もう結構疲れた感がある。

憲法が「理想」であって何がいけないのだろうか。

九条改正議論に関して、ある人(誰だったか忘れた)が言っていた言葉が印象に残っている。

正確な文句は覚えていないが「現実を理想に向かって近づけるのが自然だ。現実に合わせて理想を変えるというのは、どう考えてもおかしいではないか」というような内容だった。

崇高な理想を掲げた日本国憲法を、私は「美しい」と思う。

日本国憲法前文の以下の一節は、私にとって「声に出して読みたい日本語」の筆頭にくるものだ。

日本国憲法前文より抜粋>>>>>

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

<<<<<抜粋おわり