キドカラーときまぐれ飛行船
先日、友人と話をしていたら飛行船広告の話になった。
友:けっこういろいろ飛んでたよね。キドカラーとかフジカラーとか。
私:キドカラーとフジカラーを一緒にしてもなぁ。
友:キドカラーは日立のテレビだよね。でも、なんでキドカラーなんだ?
私:キドカラーのキドは稀土、つまり今話題のレアアースのことなんだよ
(と、自慢げにテレビで仕入れたトリビアを披露した)
友:なるほど、そういう意味なんだ。なんで日立がキドなのかと思ってた。
私:ギドは三菱。日立はカレカだぜ。NextageのCMにも出てたし。
友:・・・
私:ところで、飛行船といえば「きまぐれ飛行船」覚えてる?
友:えっ?何?
私:ラジオ番組、FMの深夜放送。
友:知らない。
(そういえば、友人は当時民放FM局のなかった地方の出身だった)
私:片岡義男と安田南がパーソナリティだった。角川の提供で。
私:ジェットストリームの後、月曜25時からの2時間番組。
友:ふ〜ん。
私:あの番組大好きだったなぁ。
私:エンディングの決まり文句「眠れ、悪い子たち」を聞いても、まだ眠れなかった。
私:あんなラジオ番組、今はないなぁ。
友:聞いてみたかったなぁ。
あきカンはゴミ箱へ!
先日、夕飯食べながら妻(外国人)と会話をしていたら、彼女の好きな日本の政治の話になった。
妻「ねえ、菅さんて何のカンだろうね?」
私「イラカン?」
妻「空きカンじゃない?」
私「そりゃいいや(爆)・・・」
妻「中身なくて役に立たない」
私「いや、空きカンはゴミ箱に回収してリサイクルすればいいんだよ」
妻「総理大臣はリサイクル無理だと思う」
わが家では、よくこんな会話をしている。
10.21(ジュッテンニイイチ)
今日は10月21日だ。ふと気がついた。今や誰も10.21(ジュッテンニイイチ)を合言葉にすることはなくなった感があるが、そう、今日は国際反戦デーなのだ。
この日が国際反戦デーであると知ったのは、中学生のときだ。担任だった英語教師が10月21日はInternational anti-war dayであると授業だったかHRだったかで語っていた。リチャード・ニクソンが米大統領に就任し、ベトナム戦争が泥沼化の様相を呈していた頃だ。
あれから、もう40年も経った。べ平連の小田実さんも他界した。今、この時代に「反戦」という言葉は似合わないかもしれない。国際紛争が、国家を単位として争う古い形の「戦争」というものとは異なる形態になってきたからなのかもしれない。
昔は、何の疑問もなく使っていた「反戦」という言葉に、最近は何かしっくりこないものを感じたりする。何事かに「反対」するという行為が、何も新しいものを生まない非クリエイティブな行為だということを、この半世紀あまりの人生で経験的に悟ったからかもしれない。ある意味、かつての反戦デモも、今の中国の若者たちの反日デモも、同じようなものなのだろう。